あまった天ぷらお持ち帰りOK!!
こだわりの大盛そば「江戸切そば英」

2017年6月9日

上福岡駅から徒歩5分、踏切の程近くに、趣きある立派な店構えのソバ屋さんがあります。
おいしくて大ボリュームが評判の「江戸切そば 英」さんです❗️
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もともとうどん屋さんだった店舗を譲り受け、店主の加藤さんがこの店を始めたのがもう16年も前のこと。
16年前の上福岡西口はまだ何もなかった頃で、ここに店を出すのはかなりの決意が必要だったでしょう。
しかし駅前が再開発され人口が増えるとともに、「江戸切そば 英」の評判も口コミで広がり、現在では連日大人気となっています。
ご主人はもともと東京都のご出身ですが、せっかくふじみ野に店を構えるからには、ここを地元として根を下ろし、地元の役に立つ店でありたいという強い思いで運営してきたそうです。
地元のために何ができるか考えたとき、やはりおいしくて健康的なおそばをおなかいっぱい食べてほしい!
だから儲け度外視の大ボリュームそばを出すようになりました。
大食らいの私はそば一杯でおなかが満足することが少なく、そば屋さんのイメージは「少ない割に高い、おなかいっぱいにするなら丼セットが必要」だったのですが、このお店は「リーズナブルで満腹になれる、おそばだけでも大満足!」です。

お店のおそばはすべてつけそばで、かけそばはメニューにありません。
「つけそばが一番おいしい食べ方だから」だそうです。
そばは熱に弱い為、かけそばにするとそばが汁をすって「時間がたつとだらしないそばになっちゃう」んですって。
また、つけそばの方が摂取塩分が控えめかつ低カロリーだから、というのも理由。「そばは健康食」というのがご主人のモットーです。
「それでも熱々のかけそばが食べたい!」という方には、なんと「そばしゃぶしゃぶ」というメニューが!
ご主人考案の人気メニューで、テーブルに備え付けのコンロにお鍋をかけて、生そばを湯がいて食べるんですって。おいしそう!
夜限定のメニューですが、二人前900円~の安さですし、これは今度絶対試したいです。
ちなみに大勢で行く場合は、名物「つっつけそば」がオススメですよ。
1合(1人前)〜1升(10人前)まで、どーんと特盛で出してくれます。。
1合500円ですが、2合で900円、3合で1300円、とたくさん注文するほどにお得になるうれしいシステムです。

おそばは二八そば。
そば粉は国産にこだわり、北海道産メインに福島産など各地の粉をブレンドしています。
これは味に深みを持たせるためで、一カ所の粉だけでは画一的で淡白な味になってしまうから。
うどん業界では「エッジを立たせる」という言葉があるそうです。
麺の切り口をシャープにすることで、汁と良くからみ、のどごしの良いおいしいうどんになるという意味のようです。
そばで同じことをするのは難しいのですが、英さんはそばでもこの「エッジを立たせる」ことにこだわっています。
秘訣は麺の太さと更級粉の配分。これを調整してのどごしを出します。
更に粗挽き粉でそばの風味・甘味を調整し、深い味わいに仕上げます。
こだわりは勿論つけ汁にも。枕崎産の鰹を使用し、黒みりんで深みを持たせました。
だいぶ甘めながらまったく飽きのこないつけ汁です。
薬味でついてくる鬼おろし大根を入れると、さっぱりとまた違う味わい!
鬼おろしは大量にサービスしてくださるうえにおかわりも自由なんですが、これは「大根の成分が消化を助けるから」という店主の心遣いです。
特に大量の天ぷらと一緒にいただく際はありがたいですね。
ネギやわさびもたっぷりで、サービス精神がうれしいです。

おそばとともに大人気なのが、鴨料理と天ぷらです。

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↑これは旬の野菜天とつけそば(980円)の天ぷらです。見てくださいこのボリューム!!これ、一人前ですよ?!
7種類の野菜が各2個づつ、はじめは二人前がきたかと思いました…
食べきれなかったらお持ち帰りOKという太っ腹ぷり!
持って帰って晩ご飯のおかずにできちゃいます。ランチは奥様方に大人気というのも納得ですね。

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↑これ、じゃがいもじゃないですよ。なんと玉ねぎです。

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↑鶏軟骨入り団子汁つけそば(の汁)。熱々のつけ汁に大きな鶏団子が浮かんでいます。

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↑名物・鴨汁つけそば

一品メニューも充実しています。
夜は来店者の9割以上が注文するというだし巻き卵や、トマト鍋。変わったところではそばガレットも!
健康食にこだわる店主らしく、野菜にもかなりこだわって仕入れています。
今のオススメは「江戸菜」。なんでも小松菜の改良種だそうで、青菜独特のクセがなく生でも食べられるので、サラダに入れて出してくださったりするそうです。
生で食べられる緑黄色野菜って貴重ですよね!

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ところで店名の「江戸切りそば」とは?
「江戸から伝わるそば文化を伝えたい」というご主人の思いからつけたものだそうです。
この不思議なポスター↑は、ご主人のご友人が描かれたもので、「江戸時代は節目のお祝いごとにおそばを食べた」という伝統を描いているそうです。
その伝統を受け継ぐべく、英さんでも節句など季節のイベントごとに特別メニューを出すそうですよ。

内装のコンセプトは、ずばり「昭和」です。
「今の時代は混沌としているけど、このお店では昔を感じてゆっくりしていってほしい」というご主人のお気持ちを表しています。
照明もオレンジ色で、ふわっと暖かい雰囲気を演出しており、本当に居心地のよいお店です。
お料理の味にお酒の品揃えに、なにより店主のきっぷのいい人柄に、長居してゆっくり楽しみたくなること請け合い!
実際、17時の開店から24時までずっと楽しく飲み続ける人も多いとか。

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↑各テーブルの頭上には、注文時の呼び鈴がわりに、竹の楽器

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↑この鹿の角や巨大わらじはお客さんのお土産だそうです。

そういえばこのお店、何故かとっても音響がいいんですって。
お客さんやスタッフには音大生も多く、彼らのお墨付きだそうです。
以前は定期的に三味線のライブもやっていたそうですが、弾き手の学生さんが大学を卒業してしまったので今はやっていないそうで、残念!

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↑店主の加藤英樹さん。
テンポのよい口上で語ってくれる、とっても楽しい方です!

店主のもっぱらのお悩みは、お店を拡張するかどうかということ。
このお店は大人気だけに、特に週末は予約で早々に埋まってしまい、フリーのお客さんをお断りしなければならないことがよくあるそうで、「とても申し訳ない」と何度も繰り返していらっしゃいました。
かつてご自宅として使っていらした店の2階を改築して座席数を増やすことを検討しているそうです。
階段が急すぎること、人手が足りるかどうかなどいくつかハードルはあるようですが、入りやすくなっていつでもおいしいおそばが食べられるようになったら客側としてはとてもうれしいです!

《トコフジ記者 いずもん》

【店名】江戸切そば 英
【住所】〒356-0004 埼玉県ふじみ野市上福岡5-1-15
【電話】049-264-2126 (予約可)
【営業時間】ランチ11:30~15:00 ディナー17:30~24:00 (L.O.23:30)
【定休日】水曜
【駐車場】近くの100円パーキング利用で、駐車場代を当店負担(詳細な条件は公式サイトをご参照ください)

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