野生のインコが群れで遊びにくる
こだわりのベトナム風カフェ RU RI

2017年5月24日
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ベトナム語で「内緒話」を意味する店名の、道路の奥にひっそりと佇む隠れ家風カフェ。
知らなければ絶対通り過ぎてしまうこの場所に、オーナーのご実家を改築されたという一軒家カフェがあります。

緑がいっぱいの気持ちのよいお庭を通ってドアを開けると、店内は白を基調にした明るく清潔感溢れる空間。
とっても広いうえに、天井が高く窓が大きいので、開放感がすごい!
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そしてインテリアの一つひとつがおしゃれで心が躍ります♪
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オーナーの嶋田さんは学生時代に空間演出を学んだとのことで、気負わずにおしゃれに仕上げるセンスの良さが伝わってきますね。
広さの割に客席数が少ないのに驚きますが、「お客様にゆったりとくつろいでほしい」というこだわりなんだそうです。
もう席に着く前から何時間でも長居したくなる心地良さですが、このカフェの売りはおしゃれで居心地が良いだけじゃないんですよ。
なんと「ベトナム料理」と「野鳥観察」という超・個性的な二枚看板!

まずはお料理について。
このRU RIさんは本場ベトナム(の南部)の味に徹底的にこだわっています。
フォーや生春巻きなど、日本人にも馴染み深いメニューでありながら、ベトナム人のお客様が「これは南部の味付けだね」と気づくくらいだというからその本格ぶりは推して知るべし!
南部の料理にはたくさんのハーブが使われるそう。最近日本でブームのパクチーはむしろ控えめで、ミントやドクダミなど色々なハーブをどっさり乗せます。
嶋田さんの一番のお気に入りハーブは「ノコギリコリアンダー」だそうですが、日本では入手がしづらく、残念ながらRU RIでは使っていないとのこと。食べてみたい♪

お店の一番人気は汁なし麺「ブンティッヌン」。はまってしまってリピートする人続出だそうです。

私は今回はフォーガーをいただきました↓
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透き通ったあっさりスープにやわらかな鶏肉がたっぷり載っています。香草とレモンの香りが食欲をそそる!

また、人気のカレーライスは甘口でお子様でもおいしく食べられます。
3歳くらいのおチビちゃんが一皿ぺろっと食べてしまうそうですよ。

デザートにはベトナム風プリン「バインフラン」がオススメ↓
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練乳たっぷりの甘いプリンは、カラメルのほろ苦さが後を引くおとなの味です。
私はカラメルがおいしすぎて飲み干してしまいました。お行儀が悪いですが…


そして看板商品のベトナムコーヒー。
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飲み方の説明書が添えてあるくらいのこだわり商品です。
ベトナム産のコーヒー豆をゆっくり抽出し、グラス底にたっぷりの練乳と混ぜ合わせていただきます。
私は実はコーヒーが苦手なのですが、これはおいしく飲めました!
濃厚なコーヒーの苦みと練乳の甘さに、年配の方などは「昔のコーヒー牛乳みたい」とおっしゃるとか。
ゆっくり時間をかけてドリップするので、ホットでもやや冷めて飲みやすい温度になっているのも本場流。
ちなみに嶋田さんのいらした南部は暑いところなので、冷たーいアイスコーヒーをごくごくいただくのが主流だそうです。
これからの暑い季節にぴったりですね!次回はアイスで注文しようと思います。


何故こんなに本格的なベトナム料理が出せるのかというと、嶋田さんはサイゴンで8年間生活なさっていたそうなんです。
なんでも、10代の頃にたまたま行ったベトナムにとても魅了されたとか。何度も行くうちに現地の友達も出来、彼女と会話するためにベトナム語を学ぼうと長期滞在を決意。
それでも当初は半年くらいで帰国する予定だったのが、何故か8年も居着いてしまったそう!
なかなか出来ることじゃありませんよね…その行動力、尊敬の一言です。
ご本人はとってもかわいらしく、お店の雰囲気そのままにナチュラルな癒しのオーラをまとった素敵な女性なんですよ。それが実はそんな情熱とパワーを秘めているなんて!!
「すごいですね」と率直な感想を述べたら、「一回限りの人生ですから、国境なんて気にせずに色々な経験をしなきゃもったいないと思ってしまって」とはにかんだ笑顔を見せてくださいました。
ベトナム滞在中に韓国人の優しい旦那様と出会って結婚したり、現地の日本語雑誌「SKETCH」(RU RIさんで閲覧できます♪)の編集に携わったり。ダイナミックな生き方です!
あまりにもベトナムに馴染みすぎて、日本に帰国してから文化の違いに慣れるのに少し時間がかかったとか。
ベトナムの人々って、とってもおおらかで、悪く言えばちょっといい加減なんだそうです。
日本人と比べて約束を守らないことも多かったり、修理を頼んだ物がまたすぐ壊れたり。
日本との気質の違いに嶋田さんもはじめはイライラしたこともありましたが、長く暮らすうちにむしろそのペースこそが居心地良く感じるようになったそう。
そんなベトナムのゆったりした時間を感じられるのがこのカフェなのかもしれません。
お店のホームページにも「サイゴンの、活気溢れる街の喧騒と路地裏の静寂が共存する、不思議な居心地の良さを再現したい」とありました。

お店にはベトナムの作家さんの絵も飾られています。
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↑これはベトナムのプロパガンダをモチーフにした作品。
ベトナムではプロパガンダがアートや観光資源として人気なんだそうで、嶋田さんも画集を購入するほどのファンですって!

店内ではかわいらしいベトナム雑貨も販売しています↓
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嶋田さんが定期的にベトナムで買い付けてくるそうで、市場や問屋などを自分の足で回って気に入ったものだけを仕入れてくるそう。
かごバッグや陶器など、見ているだけでうれしくなる雑貨たちです。
今後はもっと商品を増やしていきたいそうなので、要チェックです!

そしてこのお店第二の看板、野鳥観察!!
緑豊かな広いお庭には野鳥の餌場や水場が用意してあり、たくさんの鳥が遊びに来ています。
餌はひまわりの種や落花生、ゼリー。お店の前には鳥さんの食べ散らかした落花生が落ちていたりします
恥ずかしながら私には野鳥の名前はさっぱり分からないので、公式サイトからの引用を:
「1年を通してスズメ、シジュウカラ、メジロ、キジバト、ヒヨドリ、ツグミ、ムクドリをはじめ、シーズンによってはカワラヒワ、アトリ、ジョウビタキ、運が良ければモズなどの珍しいものまで、たくさんの野鳥たちが餌を食べたり水浴びをする姿がすぐ目の前で見ることができます」

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↑お店のFBよりお借りしたメジロの写真です。この可愛さ!!!

野鳥を守るために、お庭には人間のお客さんは立ち入り禁止ですが、全面ガラス張りの店内からじっくり観察することができます。

双眼鏡も用意してくださっていますが、必要ないくらい間近ではっきり楽しめます。

この取材中に、なんとインコも来てくれました!!↓
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大型で緑色のこのインコ、ホンセイインコというそうです。
もともと飼われていたものが野生化したようですが、日本のお庭で色鮮やかなインコが群れている光景はかなり衝撃的で、大興奮してしまいました。

このお店はオープンからまだ2年弱ですが、口コミで評判が広がって今では幅広いお客さんがいらっしゃいます。
リピーターが多く、一度いらした方が家族や友人を連れてきてくれることも多いそうです。
よく分かります、このお店は絶対誰かに紹介したくなります!
こういったカフェには珍しく、年配の男性の一人客も珍しくないとか。
週3日でやってきてパソコンでゆっくり仕事をしていく方もいらして、嶋田さんはとてもうれしいとおっしゃっていました。

今後の展望について伺うと、単なるカフェとしてだけでなく、ベトナムに関するあらゆる情報が集まるような、旅行センターのような存在にできたら、という夢を語ってくださいました。
ベトナムに旅行や出張の予定がある方、まずはRU RIさんで情報収集がオススメです!

ちなみに、RU RIさんではスペースレンタルも行っています。
ご覧の通り大変フォトジェニックな場所なので、写真撮影や映画のロケ、ワークショップ開催など、利用方法は無限大ですね!
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《トコフジ記者 文:いずもん 写真:あらた》


【店名】cafe RU RI カフェ ルー・リー
【住所】〒356-0051 埼玉県ふじみ野市亀久保3-3-28
【電話】049-293-4439 (予約可)
【営業時間】11:00-17:30
【定休日】毎週月曜・火曜 (※不定期臨時休業あり)
【駐車場】6台


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