こだわり気質なオーナーの隠れ家カフェ
《Cafe de Koto(カフェドコト)》

2019年8月7日
カフェドコト カフェ 鶴瀬 富士見

ここ数年、鶴瀬駅周辺は個性的でおしゃれなカフェがどんどん増えて、カフェ巡りが楽しい街となっています。
そんな素敵カフェの一つ、住宅地にひっそりと佇むカフェドコトさんにお邪魔しました。

看板メニューのシフォンケーキや日替わりランチセットも最高ですが、
このお店の魅力は何と言っても、オーナーの桑原さんのお茶目さ朗らかさ!
ユーモアたっぷりで盛り上げ上手なので、お話していてとても楽しく癒されますよ〜。

まずはお店のご紹介から。
カフェデコト カフェ 鶴瀬 富士見
カフェデコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆テーブル席4席、カウンター席1席、テラス席1席のこじんまりと可愛い店内。

カフェデコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆テラス席はペットも同伴可です!

カフェデコト カフェ 鶴瀬 富士見

カフェデコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆パスタランチセット。本日のパスタはシソと明太子。
カフェデコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆丼ぶりランチセット。本日の丼はマグロアボカド丼。さっぱりとしてもりもり食べられます。

ランチセットの付け合わせのトーストは、1枚食べ終わった頃に焼きたてをもう1枚持ってきてくれます。
こんなサービス初めて!
「トーストを一番美味しい状態で召し上がって欲しい」というオーナーの暖かい心遣いです。

カフェドコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆ランチのデザートはお店自慢のシフォンケーキ。紅茶の香りがたまりません。

カフェドコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆ランチセットは20食限定!お早めにどうぞ。

カフェドコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆壁にはいろんなバースデーケーキ>の写真が貼ってありました。エルサケーキやスーパーサイヤ人ケーキなど、お好みに合わせて焼いてくれます。

カフェドコト カフェ 鶴瀬 富士見
⬆我が家が昨年注文したクリスマスケーキ。子供二人がケンカしないように、サンタさんを二人乗せていただきました。

こんな居心地の良いお店を切り盛りするのは、朗らかでよく笑って、サービス精神の塊みたいな店長、桑原さん。
2人の娘さんのお母さんでもあります。
お忙しい中無理を言って色々お話を聞かせていただいたところ、楽しいエピソードが次々飛び出しました!

昔から、人におもてなししたり、手料理を食べてもらうのが大好きだという桑原さん。
「関西人の血ですかね(笑)」ですって。
もともと会社員時代から漠然と「女性が一人でゆっくりできるようなカフェをやりたい」と考えていたそう。
お子さんが産まれてからは、子供や赤ちゃんを気軽に連れて行けるお店が少ないことに気付いたのもあり、子供からお年寄りまで気兼ねなく過ごせる空間を目指したのがこのお店です。
だから子供さんも大歓迎!
常連さんの中には、「ママに自分の時間をプレゼントする」ためにパパと赤ちゃんだけできてくれるおうちもあるそうです。
「自分のお店なら、好きなものを出せるのもいいですよね。当店では私の苦手な食材は決して出て来ません(笑)」

お店の場所は大通りのすぐ裏なのに静かで、明るくて日当たりも抜群。
桑原さん曰く、「自宅の関係で東上線沿線に絞って探していて、不動産屋さんに1年かけていろんな場所を見せてもらっていたんですが、この場所を紹介されて一目惚れしてしまって」とのこと。
適度な隠れ家感が心地良いです。

営業時間は16時までと、ランチ&カフェタイムのみの営業です。
これは、お子さんが学校から帰ってくる時間には家にいて迎えてあげたいという母心。
そのワークライフバランス感覚にとても感銘を受けました。
子供との時間を犠牲にせずにお店の運営と両立させる、というとっても難しそうなことを気負わずにやってらして、なんとも尊敬せずにいられません。すごい!

だからと言って、お店の経営はもちろん片手間なんかじゃありません。
それどころか、メニューの開発に超・超こだわりを持っていらっしゃいます。

メニューは桑原さんが考えて、スタッフみんなで試食して「厳しく選別」します。
とにかくこだわり派の桑原さん。
そのこだわりっぷりはスタッフやご家族にあきられてしまうほど。
あんパン作りに凝っていた時期には、寝ても覚めてもあんパンの事ばかり考えていたそうです!
ジムでトレーニングしながら“次は塩2グラムにしてみよう”と考えたり、
家のテーブルにあんパンをずらっと並べて、焼いてから1時間後のものと6時間後のものを食べ比べたり、ほとんど化学の実験です。
試食係のお子さんも、毎日続くパンの食べ比べに“前は大好きだった給食のパンもあんまり楽しみじゃなくなって来た…”とぼやいていたそうです。

食材にこだわるのは基本中の基本。美味しくて体に良いものを出したいという思いで、あらゆる食材を吟味しています。
看板メニューのシフォンケーキのために、特に卵にはこだわりがあります。
全国の卵を色々と食べ比べて、お菓子に一番合うと感じた九州の卵農家さんから直接取り寄せているそう。
熊本の震災で流通が止まった時には、スタッフさんからは“他の地域の卵に替えましょう”という意見が上がったものの、“あの卵じゃなくちゃダメ”という信念で流通が回復するまでシフォンケーキの販売をストップしていたというから、そのこだわりに脱帽です。

ところで、カフェドコトさんの目玉メニューの一つが、フワッフワの「もふもふ︎︎パンケーキ」です。
なんと25分もかけてじっくり焼き上げる、3段重ねの分厚いパンケーキ!
取材中もお客さんの一人が注文していて、運ばれていく様子があまりにも美味しそうで熱く見つめてしまいました。
パンケーキの注文は混雑時を避けた13時から可能だそうなので、
次にお邪魔するときにはぜひトライしてみようと思います。

毎月開催のパン・お菓子教室もすごく楽しそうで、いつか参加してみたいです!

《トコフジ記者 文:いずもん・写真:アラタ》

カフェドコト カフェ 鶴瀬 富士見
【店名】Cafe de Koto(カフェドコト)
【住所】埼玉県富士見市関沢2-25-3
【電話】049-203-0056
【営業時間】11:00 〜 16:00
【定休日】水・日・祝祭日
【駐車場】無し


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