【調べてみた】日本とは違う世界のクリスマスの過ごし方

2023年12月22日

もうすぐクリスマス。日本では宗教上の意味合いは薄く、楽しい季節のイベントといった感じですよね。子ども達はプレゼントを楽しみにし、チキンやケーキを食べるのが主流です。(フライドチキンを食べるのは日本独自の文化でKFCが定着させたそう)

では海外のクリスマスの過ごし方は一体どうなのでしょうか・・

ヨーロッパでは静かに過ごす

アメリカは多民族国家なので宗教も文化も様々ですが、12月はクリスマスムードで賑わい、12月25日はほとんどのお店が閉まってしまうそう。キリスト教徒は教会で祈りを捧げ、家族や友人親戚などで家でゆっくり過ごすのが一般的なのだそう。ツリーの下にプレゼントをたくさん置いて、包装紙をビリビリに破いて開けるのがアメリカ流。現在では多民族国家であるため、クリスマス時期の挨拶はキリスト教由来の「Merry Christmas」の代わりに「Happy Holidays」を使うことが主流だそうです。

ドイツといえばクリスマスマーケット。ホットワイン・ホットチョコレートを片手にオーナメントのお店や美味しい屋台を見て歩くのが恒例。やはりドイツも本番の25日と26日の2日間は教会へ行った後は静かに過ごすそうです。最近日本でも人気の“シュトーレン”はドイツ発祥。クリスマスを待つ4週間の間に少しずつスライスして食べる習慣があります。

シュトーレンは日持ちするように発酵させる

フランスは丸太の形をしたケーキブッシュ・ド・ノエル”をクリスマスから新年にかけて食べます。他にもサントン人形”というイエスの誕生物語のミニチュア版を飾る習慣があります。フランスも24日の夕方からお店が閉店し教会で祈り家族で静かな2日間を過ごします。盛り上がるパーティをするのは大晦日。

ロールケーキを丸太に見立てたブッシュ・ド・ノエル

オーストラリアは南半球なので真夏のクリスマス!雪のクリスマスのイメージとは真逆に、海辺や庭でバーベキューやシーフードを楽しんだり、サンタも半袖半ズボンだとか。サンタの格好でサーフィンなんてイベントも。盛大なウインターセールも行われます。

メキシコではメキシコ原産の冬季の花であるポインセチアを飾り、ピニャータ”というお菓子がたくさん入ったくす玉を割って、子ども達がおおはしゃぎでお菓子を取りに行く風習があるそうです。クリスマスの暖かいフルーツポンチポンシェ”《テホコテ(メキシコサンザシ)にグアバ、プラム、マンダリン、オレンジにシュガーとスパイスが入ったもの》と呼ばれる温かい飲み物を飲み、キャロルを合唱します。

カラフルなピニャータは厄除けの意味もある

サンタクロースの赤い服はコカ・コーラがルーツ!?

1931年、キャンペーン広告の為にコカ・コーラ社とアメリカ人画家が「真っ赤な衣装と白いあご髭」のサンタクロースを作成。以来、サンタクロース=赤い服というイメージが定着したと言われています。

画像はイメージ

サンタからのプレゼントのルーツは“今から1700年ほど前の4世紀の初め頃、ローマ帝国の時代に、小アジア半島、現在のトルコにあたる場所に、セント・ニコラス(Saint  Nicholas)というカトリックの司教が住んでいました。彼はその生涯を慈善事業に尽くし、人一倍の子ども好きとしても知られていました。このセント・ニコラスが子どもの守護聖人として崇められるようになり、後に伝説となり、貧しい子どもたちにプレゼントを贈るという彼の行動がそのまま習慣化、発展していったのがクリスマス・プレゼントの始まりだと言われています”

引用:コカコーラ社

 

現代はクリスマスの過ごし方もご家庭ごとに多種多様。ぜひ素敵なクリスマスシーズンをお過ごしください。

《ライター:jima》

※クリスマスの風習及び発祥には諸説あり

※画像はイメージです


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