歴史ある絵の具工場のアートカフェ《月光荘ファルベ》Vol.1

2022年1月27日

三芳町に2021年6月23日にオープンした「月光荘ファルベ」さんは構想から2年、絵の具工場をリノベーションして作られたカフェ&アートの劇場型複合施設です。

今回は2部編になります。まずは【カフェ編】をどうぞ。

 

最寄駅のみずほ台駅西口からは徒歩15分ほど。運動がてら歩いて行くのも良し、ダイチャリを借りても良し・・今回はみずほ台の駅前通りの景色を楽しみながらウォーキングしました。お車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

お店に近づいてくると、この地域は印刷関係の会社や工場が集まっている事に気付きます。月光荘ファルベさんの店舗も工場の一角にあります。

テラス席があるので、ワンちゃんと一緒に利用できます。

入り口にはカラフルな絵の具の色見本が掛かっていて、絵やステーショナリー好きな人はふと見入ってしまいそう。

ヴィンテージライクの落ち着く店内

天井も高く広い空間にやわらかな照明、レザーの椅子やウッドテイストの棚が建物のイメージとマッチして、時間がゆっくり過ぎるように落ち着きます。

お店の入り口には絵の具を始め、手軽に使えるスケッチブックや鉛筆などの文具の販売も!お土産に何か欲しくなってしまいます。当日は寒い日でしたが店内は暖かく、イギリスやスコットランド産ウール100%の素敵なチェックの膝掛けも用意されていました。本棚も置かれているので、ゆったりと本を読みながらカフェタイムも良いですね。

メニューはその日のお楽しみ

ピアノの上に置かれた黒板にメニューがあります。定番ドリンクに加え、その時々スイーツが変わります。限定ランチや夏にはかき氷などがある時も!日々美味しいメニューを研究されているのでインスタグラムでチェックしてください!

アンティーク調のドアがテーブルになっていました。面白い!

今回私たちは、ホットティーとジンジャーエール(辛口)、ほうじ茶とホワイトチョコのマフィンをいただきました。冷めないようにティーポットにはカバーを被せ、ミルクもマフインも温めてくださりお心配りが嬉しい・・。マフィンはもっちりフワフワで程よく甘く美味しかったです。

※カフェの営業時間は変更になる場合がございます。最新情報はインスタグラムでご確認ください。

カップやソーサーにもスケッチブックにも同じマークが。お店の方にお尋ねしたところ、月光荘ファルベさんのマークで天井にそのマークと同じホルンが吊るされていて「壁に影が映るんですよ」と教えてくださいました。

ホルンマークの由来

実は月光荘ファルベさんは、銀座に本社を置く大正6年(1917年)創業、日本初の純国産絵の具の開発に成功し、オリジナル製品のみを取り扱う世界唯一の画材店「月光荘」の絵の具工場なのです。その月光荘さんのトレードマークがホルン。

《その昔ヨーロッパでは、貴族たちが狩猟をする際「コルノ・ダ・カッチャ」と呼ばれる角笛を吹いて、暗い森の中で仲間たちと連絡を取り合いました。クルッと回った管をもち、肩にかけて持ち運べるその角笛(ホーン)は、時を経て現在のナチュラルホルンとなりました。》-ホームページより

「友を呼ぶホルン」・・アーティストも街の人もお客さんもたくさんの仲間を集めるホルン!なるほど、思いの込められたマークなのでした。

それもそのはず、月光荘ファルベさんはカフェの他にいくつかの顔を持つ複合施設なのでした。

そのお話は・・次のVol.2【アート編】をお楽しみに!

カフェ奥のドアの向こうには一体何が・・・

 

《ライター:jima》


月光荘ファルベ

埼玉県入間郡三芳町竹間沢324-6

12:00〜18:00(LO 17:30)冬季時間

日・月曜日

なし(近隣にコインパーキングあり)

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