ふじみ野市、富士見市、三芳町
ふじみ野市近郊には意外にもお茶園がいくつかあり、その中のひとつ《丸康園》さんにお話をお伺いしました。自家製抹茶パンケーキのレシピもあるのでぜひお楽しみに!
丸康園さん「昔から代々住み続けていた地元ふじみ野(当時は大井町)で昭和37年にお茶の生産農家を開始しました。『丸康園(まるやすえん)』の『康』の字は先代の名前が由来しています」
「当店のお茶は特別栽培農産物として埼玉県からの認証、農林水産大臣賞やフランスの日本茶コンクール金賞など、各方面で評価をいただいております。 さらに機械製造だけでなく、手作業のみで製茶をおこうなう『手もみ茶』の部門でも全国で金賞の成績を収めました。 それらのお茶はすべて自園で生産・製造しております。 有機栽培に近い環境で、人を育てるのと同じくあまり過保護にせず、補助をするような管理を行なっております。 住宅街の真ん中にある茶園は『見せる茶園』としてお客様や地域の方々の癒しの場所になるように心掛けています」
【新茶 華 ・舞】 お茶は立春から数えて八十八日目にあたる日の「八十八夜」が年に一度の新芽の収穫の時期になります。 4月下旬〜7月の中旬頃までのまさに今が「新茶」を味わえる時期です(取材時6月)。ご用途に合わせた煎茶を揃えておりますが、 中でも「新茶 華」、「新茶 舞」は御贈答品としてとても人気の商品です。
【ティーバッグ商品】 急須を使用しなくてもお手軽に日常でお使いいただけるよう、ティーバッグの商品を充実させております。急須で飲むお茶と遜色のないほどに色も味もしっかり出るのが特徴です。「同じティーバッグで三煎目まで飲める!」とリピーターのお客様も多く、人気の高い商品です。
【ほうじ茶】 通常使用される後期の茶葉ではなく、初期〜中期の茶葉を使用するため、甘く香ばしい味わいがやみつきになる方が沢山いらっしゃいます。 ほうじ茶ラテなどにアレンジしても◎です。イベント出店時は、ほうじ機(煎茶を炒ってその場でほうじ茶にする機械)を持っていき販売しています。
【和紅茶とは?】日本茶の茶葉から製造された紅茶のことです。 もともと日本茶(緑茶)も紅茶もウーロン茶も同じお茶の木の原種を原料に、 製造工程の違いでその味の種類を生み出しています。 丸康園の狭山茶の茶葉を原料に製造した和紅茶は、狭山茶の特徴であるやわらかい甘みが際立つ味わいに仕上げています。
【自家製抹茶パンケーキ〜イタリアンメレンゲ添え〜】
<材料>
<作り方>
【イタリアンメレンゲ】
<材料>
<作り方>
▶︎お茶を手軽にご購入いただけるオンラインストアもございます。
地元のイベントから、県外のイベントまで関東を中心に参加しています。 狭山茶をもっと多くのお客様へ届けようと、10年前にお茶屋さんではめずらしいキッチンカーを作り、 お茶とお茶菓子をメインに、夏には抹茶のソフトクリーム、冬には抹茶ラテなどを各地のイベントへ足を運び販売しています。
▶︎イベント情報はこちら
丸康園さん「今までお客様の多くは、お茶を日常的に飲まれているご高齢のお客様でしたが、各地のイベント出店や、SNS、 オンラインショップをきっかけに、お茶に興味を持つ若年層のお客様も少しずつ増えてきたように感じています。 また、世間の抹茶ブームやレトロブームなど、日本の既存文化の流行をきっかけに「かわいい」と注目されることも増え、昔は家庭の日常に根付いていたお茶の時間は、非日常的な体験に変わってきているのかなと感じます。これまで代々紡いできたお茶の技術に加え、その年代に合ったトレンドに耳を傾けながら、常連様にもこれからお茶に興味を持っていただくお客様にも好んでいただけるようなお茶の生産・製造に努めていきます」
▶︎お茶の保存方法など豆知識も掲載の公式インスタグラムはコチラ
お茶は香りで癒され、飲んで健康に良いとされています。ぜひこの機会に丸康園さんのお茶を飲んでみてください!(抹茶ソフトもおいしそう・・)
《ライター:jima》
狭山銘茶 丸康園
住 所
埼玉県ふじみ野市大井603
営 業 時 間
9:30〜18:00
定 休 日
毎週水曜日 / 1月1日〜3日(お盆・年末年始など季節の連休は随時お知らせします)
駐 車 場
あり
ウ ェ ブ
S N S
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