歴史ある絵の具工場のアートカフェ《月光荘ファルベ》Vol.2

2022年2月2日

前回の【カフェ編】に引き続き、今回は【アート編】をご紹介します。

三芳町にオープンした「月光荘ファルベ」さんのカフェでゆったりとティータイムを過ごした後、同じ建物内にある絵の具工場とアトリエを見学させていただきました。

カフェの隣は絵の具工場!年代物の機械が並ぶ

使い込まれた機械。レトロな雰囲気もあり興味深々

月光荘さんの絵の具はこちらの工場で職人さんにより、ひとつずつ丁寧に手作業で作られています。実際、絵の具が出来るまでの工程を知っている方は少ないのではないでしょうか。絵の具を練るのに、このようにローラーで練るとは驚きです。あれこれ質問してしまいましたが、職人さんが優しく詳しく教えてくださいました。

顔料と油をローラーで混ぜて油絵の具を作る機械

油・水彩・アクリル絵の具など、棚には材料がたくさん。混ぜた絵の具はひとつずつ手作業でチューブに詰めて、ラベルを貼って箱詰めします。まさに職人技です。

工場の壁には、この工場で作られた絵の具を使って来た、歴史に名高い文豪やアーティストの写真が飾られていました。

【工場見学について】現在、工場の作業スケジュールによっては見学できない場合があるので、事前に予約していただければ確実です。(いずれは随時見学可能になる予定)当日でも、ご来店の際に店員さんにお声がけいただきタイミングが合えば見学出来るとの事です。

アーティストの暮らしをサポート

3階にはアーティストが一定期間、生活しながら作品制作ができる居住スペースとアトリエがあります。大きな絵を描く場合、これだけ広いアトリエを個人で確保するのは難しいでしょう。月光荘ファルベさんはアーティストに、作品作りに集中できる環境を提供支援しています。

3階へ続く踊り場には素敵な作品が飾られています

広々としたアトリエの一角

演芸場としての一面も

1階のカフェは時々生演奏や落語、漫才などを楽しめる小さなステージ付きの演芸場に変身します。

これまでに、フラダンスやピアノとソプラノの演奏会などが行われています。月光荘ファルベさんはお客さんとアーティストを引き合わせてくれる場所になっているのです。

月光荘ファルベさんのインスタグラムより

今後も様々なライブが予定されていますので、最新情報はインスタグラムでチェックしてください。

名前の由来「ファルベ」とは・・

「FARBE」はドイツ語で「色」という意味です。

施設の機能であるFactory(工場)、Atelier(アトリエ)、Residence(住まい)、Bar(酒場)、Entertainment(演芸)の頭文字を繋げると、「FARBE」になります。

たくさんのエンターテイメントが詰まった月光荘ファルベさん。写真に収めても絵になる箇所も多いので、アートに触れながらまずはゆっくりお茶をしてみてはいかがでしょうか。お散歩コースにぜひ組み込んでみてください!

※カフェの営業時間は変更になる場合がございます。

 

《ライター:jima》


月光荘ファルベ

埼玉県入間郡三芳町竹間沢324-6

12:00〜18:00(LO 17:30)冬季時間

日・月曜日

なし(近隣にコインパーキングあり)

記事について

当サイトに掲載している記事は、実際の取材による情報またはインターネット上の情報(公式のサイト情報)を 元に作成しております。万が一、ご紹介する事業者様にとって不利益・不当な内容があった場合は直ちに是正の 対応をさせていただきますので、遠慮なくご連絡ください。

▶︎ご連絡はコチラ

PAGE TOP